会社役員であるＡさんが深夜１：００頃、車に乗っていたところ、警察官から職務質問を受けました。当時Ａさんは乾燥大麻を所持していた上に、乗車する前にコカインを吸引していました。このまま職務質問を許可したら捕まってしまうと思い、弊所に電話で相談が来ました。ご相談としては車内を検査されたら乾燥大麻が出てきてしまうし、尿検査をしたらコカインも出てきてしまうので、車内検査を受けずに何とかこの場を去る事はできないか？というご相談でした。

弊所の代表弁護士が現場まで急行し、警察官と話し合いになりました。複数人の警察官が威圧的にＡさんに接していたところや何点か警察官も違法な手段をとっていた事から、その場で話し合いの結果、車内検査もせずにその場で解放となりました。

内縁の夫が傷害事件を起こし逮捕されたので、弁護してほしいと内妻のＡさんから弊所に連絡がきました。Ａさんの希望としては一日も早く内縁の夫Ｂさんを警察署から出してほしいというご相談でした。Ａさんの意向を聞き、弊所の弁護士が警察署に出向いて、Ｂさんと接見したところ、Ｂさんも反省していて早く外に出たいという希望でした。

Ｂさんの反省の弁があった為、被害者の方と早急に連絡を取って示談交渉し、示談が成立した為、不起訴処分になりました。

会社員のＡさんの妻から「夫が痴漢の疑いをかけられて拘束されている」と弊所に連絡がありました。弊所の弁護士が現場へ急行し、Ａさん本人から直接話を聞くと、Ａさんは出来心から痴漢をしてしまったことを認めました。Ａさんの希望は会社には痴漢の事実をふせてほしいということでした。

Ａさんは事実を認めて反省をしているとのことだったので、被害者の方と連絡を取って謝罪をして示談をする方向になりました。示談をしたことから心証が良くなり、不起訴となりました。不起訴となったことで勤務先の会社にも痴漢の事実は知られませんでした。　

特殊詐欺事件で拘留中のＡさんの父親Ｂさんから弊所に連絡があり、Ａさんが不当に逮捕されているから助けてほしいという相談がありました。弊所の弁護士が接見にいって話を聞いたところ、特殊詐欺の受け子という仕事を第三者に斡旋した嫌疑がかかっていました。丁寧にＡさんの話を聞いていくと、Ａさんは受け子の紹介者の単なる友人だったので、事実無根であり、誤解を解いてほしいということでした。

弊所の担当弁護士が検察庁に出向き、担当検事と話し合った結果、嫌疑不十分で処分保留の釈放となりました。